- インプットとアウトプットの黄金比は「in3割:out7割」
- 決断を伸ばすな!!5秒と1,800秒はほぼ一緒
- 15分・30分・60分など、限られた時間の中でアウトプットしろ
アウトプットしなければインプットの意味は無い
本書にはアウトプットの重要性が”これでもか!!”と言うぐらい推されています。
様々な機関の実験例を元にアウトプットの重要性を書いていますがどれもアウトプットを意識してインプットすると効果の高い結果がでています。
なかなかアウトプットする事や暇が無い?
本書では、インプットの時間を削ってでもアウトプットに回したほうが良いと書かれています。
インプットとアウトプットを比べるとインプットは簡単に行なえます。アウトプットは考えて話したり書いたりしなければならないので頭を使います。
しかしその頭をつかう行為が自己成長を促しあなた自身を高めてくれるのです。
例えばあなたが月に2冊の本を読んでいるならば1冊に減らして空いた1冊分の時間をアウトプットに当てたほうが良い…と書かれています。
また通勤時間やスキマ時間などについ見てしまうSNSに対しても「見る=インプット」より「書く(投稿する)=アウトプット」に置き換えるだけでアウトプットの力が培われます。
あなたの30分は無駄だった!?恐るべし!!”ファーストチェス理論”

プロのチェスプレイヤーに盤面を見せて5秒で「次の手」を決めてもらいます。その後「では今度は30分かけて考えてください」と話30分後に「次の手」を指してもらうと、「5秒の次の手」と「30分の次の手」が86%一致したようです。
このことから、最初に決めた判断というのはかなり正しいことが分かります。このことをファーストチェス理論と言うのです。
私達はいろいろなシーンで決断を迫られます。最初に「これだ!」と思った決断は案外正しかったりするのです。
後から湧いてくるアイデアなどは「○○よりしたほうがいいかも…」というやや後ろめたい心情から生まれた内容であることが多いので決断力としては弱めです。
それより最初に感じたヒラメキは「面白そう!」「ワクワクする!」というポジティブな気持ちから生まれた可能性が高いので、決断力としてもポイントは高いのです。
15分で本の内容をまとめ、30分でアウトプットする
単にアウトプットを行っても内容が伴わなければ意味がありません。
勉強時間を例に上げますと、60分間ダラダラ問題集を解くより、キッカリ15分しっかり集中して問題を解いた方が身になります。
はじめは時間内に終わらないかも知れません。しかし時間を区切ることで「今自分がどのぐらいのアウトプット力があるのか」を知ることができます。
もちろん継続することでアウトプット力を高められるのでいずれは15分、30分などの時間内でまとめられるようになるでしょう。
SNSで承認欲求を満たしている場合じゃ無い

通勤電車、スキマ時間についつい見がちなSNS…。人の書いた文章を見るのは面白いですし、自分も面白い文章を書いていいねをたくさんもらいたいと思います。
しかし、いいねをもらうためのアウトプットではアウトプット力は育ちません。アウトプット力を養いたいならアウトプットし続けるのが一番です。
いいねをもらいたい気持ちは文章を歪ませませす。「文章にセオリーはあるのか」「ちょっと大げさに盛ってやろう」「○○を批判すれば食いつくぞ」…とこんなことばかり考えていてはアウトプット力は付きません。
もしあなたが自己の成長を高めたいのであれば、SNSを行う時間をアウトプットする時間に置き換えましょう。
本書でもアウトプットのツールとしてTwitterをオススメしています。それは限られた文字数の中でいかに上手くまとめられるか、というスキルが付くからです。
私も通勤時間やスキマ時間などに本を読んで「おっ、これは?」と思う内容があればすぐにツイートするように心がけています。
わかっているけど出来ない…様々な為になる事
今回私が覚えておきたい3つのポイントをまとめましたが本書では80ものアウトプット方法が書かれています。
「おお、そうやって考えればよいのか!!」「わかっているけど、なかなか実践出来ないんだよなぁ…でもやったほうが良いのか~」と為になる事が書かれています。
ちょっと紹介すると、
- ブログをやっているなら本のレビューはしたほうが良い
- いきなり完璧を求めない!!制作5割:直し5割
- 睡眠は重要なアウトプット。一日7時間の睡眠が望ましい
- 企画書、パワポなどはアナログ→デジタルが基本
と様々なシーンや普段の心構えに覚えておきたい内容が盛りだくさんです!!
飽くなきアウトプットへの情熱がある方は、ぜひ本書をオススメします!!
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