どうも!パパ趣味のtysterken(@deadorrunning)です。
単刀直入にお聞きします!忙しいですか?時間が無いですか?
多分パパなら誰しも「イエス!」と答えるでしょう。毎日の仕事でやるべきことは多くそして重要だと感じています。終わらない場合は残業や休日出勤して時間を取り戻します。
やっと休日が取れたと言えば子どもたちに「パパー!お出かけいこう!」とせがまれる…。いや、家族とのお出かけは楽しいんですけどね。
趣味に没頭する時間なんてありゃしない!?一体世の中のパパはどうやって時間管理をしているのだろう、と疑問に思っちゃいます。
そんなあなたにピッタリの自己啓発本を紹介しちゃいます!
Contents
1440分の使い方
今回ご紹介する本は、パンローリング出版の「1440分の使い方 成功者たちの時間管理15の秘訣」というタイトルです。
著者はケビン・クルーズという外国人。和訳がされており読みやすくわかりやすい本だと思いました。
人は、お金に執着するが時間に執着をしない

あなたはお金や財布、クレジットカード情報をその辺の野原に起きっぱなしにするでしょうか?
お金を稼ぐために働き銀行口座の預金をチェック、最適な資産運用法をネットで調べたりお金の本で勉強したりする…
私達はお金に対して大きな執着心を持っていますが、お金と同様、時間に対しても執着しているでしょうか?
会社の会議で遅刻したりされたりしていませんか?メールを送る時、丁寧な言葉を調べる為に時間を費やしていませんか?ちょっとだけのSNSが長引いていませんか?
成す事全てに気を配っていては持ちませんが、「時間が無い…」と感じている方は、本当に「時間がなかったのか」を考えてみるのもよいかと思います。
1日を分に置き換えると1440分
大体の人々は時間の考え方を「時間」で考えます。
「あと1時間後に○○集合ね~」「2時間後に会議か…」など、汎用性が高い単位です。本書では「まず時間に対する単位を1440分にすべきだ」と語っています。
分である理由としては、「秒でもよいが、あまりにも簡単に飛び去ってしまう単位だ」と語っています。「分の方ができることが多い」のです。例えば
- 腹筋を10回する
- 初対面の人に自己紹介する
- 植物に水をやる
- 水を一杯飲む
- ポジティブなツイートをする
言われてみれば「何を当たり前の事を…」と思います。成功者達は1分に秘められた大きな可能性を常に感じて行動していると本書で語っています。
1440分を意識しよう

いきなり自分のスケジュールスタイルを変更するのは難しいと思いますが、意識する事はできると思います。
一番効率の良いやり方としては、やはり「自分のよく見る場所に紙で書いておくこと」だと思います。
例えば時間を気にしなければならない場所が会社ならば、デスクにA4で「1440」と書いた紙を貼って見ましょう。「1440」を見るたび思い出し時間の考え方が変わると思います。簡単な事なのですぐさま実施しちゃいましょう!1分で簡単にできますよ!
参考になった項目をピックアップ!
最も重要なタスク(MIT)を見極める
MITとは、「Most Important Task」の頭文字を取ったものです。意味の通り、「1つの事に集中して取り組む」という事です。
MITの重要性の例としてオリンピック選手の証言が掲載されています。
オリンピック選手は「金メダル」というMITを設定しています。MITがあるからこそ、「このトレーニングは金メダルに近づくか?」と全てのトレーニングや事柄に置いて正しく判断できるという事です。
MITを見極める事で1440分しか無い1日を効率良くスケジューリングできるというわけですね。
ToDoリストは今日から撤廃

ToDoリストは自分が行いたい・行わなければならないリストで一見効率が良いリストと思われますが、「じゃあ、一体いつやるの?」という問題が発生します。本書では「消えることのないウィッシュリスト」と揶揄されています。
確かに、私もToDoリストを制作したものの結局やらずじまいで、2年前にやるべきだったDoがまだクリアできていないという異例の事態も珍しくなく…。みなさんも見に覚えがあるのでは無いでしょうか…。
本書では、「ToDoに書くぐらいならスケジュールに組み込んでしまえ」と語っています。なるほど確かにロスも少ないですし、本当にやるべきかどうかの判断も付きます。(もし、スケジュール放置した場合は「やらなくてよかった可能性のあるToDoだった。」と判断できます。)
罪悪感なく定時に退社する方法
魅力的なタイトルですが、残念ながら著者はおそらくアメリカ人。日本の悪しき風習とは縁がない(と思う)ので、「罪悪感なく定時に退社する方法」とタイトルがつけられたのかもしれません。
しかし、日本の風習を知らない彼だからこそ、理路整然と定時退社する方法を教えてくれます。
本書では、「「やらなくてはいけない事、は無限にある」と考えるべきだ」と語っています。
「方法」では無く「考え方」に近いですが、「今日残業で仕事を片付けたって、仕事が全て片付けるわけではない」という考え方です。なので疲れたなら帰って寝たほうが良い、とも言っています。すべてをやりきろうとしたらキリがないので、適当な所で切り上げる習慣をつけたほうが良いと書かれています。
日本の場合「課長がまだ残っているから…」「みんながまだ居るから…」という理由で残業を行うイメージが強いですね。本書の考え方で定時退社が増えるとはまだまだ考えにくいですが、残業が「今やるべきこと」かを見極められるよう心がけたいですね。
成功者は朝を大事にする

239人の起業家に「あなたの生産性の高さの秘訣は?」と質問すると、数多くの答えの中に「朝の習慣の重要性」を指摘する起業家が多かったとの事です。
誘導尋問をしたわけでも無く、自発的な回答だったため著者は驚きを隠せなかったみたいですが、どうやら国籍問わず「朝活」は良いみたいです。
起きたばかりの朝は頭が働かないイメージがありますが逆のようで、朝・午前中が最も生産性的な時間帯だと感じている成功者が多いとの事です。したがってメール等の事務的な処理は午後に回すのが良いとも書いてありました。
本項目ばかりは確信的な根拠がまだありませんが私自身実験してみた結果、なんとなくですが体感できたような気がします。出社1時間前にオフィスに行き、動画のクオリティーチェックを行ったのですが、周り静かで集中しやすかったです。時間帯による仕事の内容精査は効果的だと感じました。
今日からやるべき!メモ帳の導入
個人的には大変ためになった項目です。
今までは「覚えた事は大事な事、忘れたことは大事でない事」とやや暴力的な考え方をしていました。仕事に置いて色々な情報が目まぐるしく入ってくるので、全てを覚えきれないのです。自分なりの優先順位の付け方でした。
しかし、本書の中で「成功者たちのノート術」という項目を読んだ後実践してみたのですが、思いもよらず私の中で改革が始まりました。
メモは体験を記録する
スマホの時代にメモ帳なんて…、と私も思っていました。しかし、やはり「書く動作」は「覚える」に繋がるのだと実感しました。
最も効果があったことは、「メモを見れば思い出せる」という事です。
思い出すという作業は、時間もストレスもかかってしまいます。思い出せれば良いのですが、思い出せなかった時は何もかもが無駄です。メモに一括しておけば全てが解決します。思い出す時間も記録した紙も全て同じ場所に記されているのですから。
全ての事を何でも書く
メモ帳に何をかけばいいのだろう…とお思いでしょうが、何でも書いて良いです。

見た目は気にせず!内容もバラバラ~
私は思ったこと、仕事の事、良い商品の事、スケジュールの事…と統一感の無い事を書き記しています。しかし不思議と読み返せばその時の状況が思い出され、メモに対しての熱量までも思い出されます。「あぁ、とりあえず書いておくか…」や「これは重要な事だからキチンとメモっておこう!」等です。
変な例をあげますと、娘が誘拐された夢を見た時すぐさまノートに書きました。あまりにも滑稽なオチで笑い話の種になると思ったからです(笑)メモにしなければ夢の話なんてすぐに忘れちゃうでしょう。
常に携帯する事
重要な事は、いつでも書き記せる状態にしておくことです。家の中、オフィス、休日の喫茶店、トイレ…。全ての場所にアイデアや気持ちは詰まっています。
人は時間が経つと忘れてしまいます。革新的なアイデアを忘れてしまう…こんな恐ろしい事があるでしょうか。できるだけ早くアイデアはメモしたほうが良いでしょう。
オススメの手帳とは?
正直どんなメモ帳でも良いと思います。重要なのは内容であってブランド品ではありません。
ですが、私の場合メモ帳を持ったことがなかったので、継続できるか心配でした。なのでちょっとした「枷」を自分につけました。それは「ちょっと高めのメモ帳を買う」事でした。(だいたい1,500円くらいかな~と思っていた)
本書でもオススメしている「モレスキン」という手帳は「イタリア製の高品質な革表紙の手帳」でクリエイティブな世界に憧れる多くの人が愛用しているみたいです。

モレスキン:サイズや色も多くあります。シンプルさがGood!!左はクーラーリモコン(比較用)
モレスキンの手帳を購入すべく手帳コーナーに行ってみてびっくり!「こ…こんな手帳が3,000円~5,000円もするなんて…!」
しかし、今では満足しています。確かに品質が良い気がするし、丈夫ですし、ちょっと意識高い系を味わうには手頃なお値段かな(笑)
時間をコントロールできれば、成功は目前だ!
時間に対する意識が大きく変わった本でした。「時間の無駄」と良く言いますが、「まだまだ無駄があった」と気付かされました。
本書では多くの成功者の実例が書かれており大変参考になります。「時間の事をよく知った者が成功への近道だ」と皆が口をそろえて言います。
成功の定義は人によって異なりますが、時間は全ての人に平等です。極端な話、成功者より無駄な時間を過ごした時点で成功できません。
正しい時間の使い方、学ぶに適した一冊をぜひご覧ください!
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