意外と知らない!?イラストや音楽の著作権の話|少しでも知ってもらう為の記事

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2018年の師走、ブロガーのイケハヤさんが運用する「脱社畜サロン」の広報PVがインターネット上にアップされました。イケハヤさんはドラゴンボールのキャラクターらしきコスプレでサロンの宣伝をしていました。

この動画がバズり様々な評論が繰り広げられました。中でもキャラクターの使用許可を取っているのか?という著作権に関する問題に注目されています。

私はパチンコ開発音楽関連の仕事をしており、アニメ版権の楽曲を使用することは日常茶飯事なので多少著作権に関する知識があります。イケハヤさんのPV動画の件をサンプルに考えてみて、みなさんに著作権の事を少しでも知ってもらえれば幸いです。

コスプレでの広報活動は著作権侵害しているのか?

今回イケハヤさんのケースでいうと、ほぼ黒寄りのグレーに位置されるのでは無いかと思います。

まずこういった著作権問題の大前提として「作者の善意によって成り立っている」事実があります。ちょっと怖い言い方をすると「知っているけど黙認している状態」です。YoutubeやインスタなどのSNSでアニメキャラクターのコスプレがたくさんありますが、著作権を超キツく取り締まればすべて侵害に値し写真や動画の削除対象になります。

しかし楽しそうにしている雰囲気や「○○のキャラ、マジかっこいい!」とリスペクトする様子に作者が「良い風に広めてくれるから嬉しいな」と好意的に受け取って頂けるので今日もコスプレの写真をアップすることができるのです。

Youtubeなどの配信サイトなどで著作権使用料が発生する動画が再生されており「あれは侵害しているんじゃないの?」とお思いでしょうがGoogleがまとめて一括支払っている(包括契約)のでアップロード側は特に考えなくても良いのです。

ただし、権利元の申し立てが合った場合は動画がストップされます。良くアニメやTVを垂れ流している動画がありますが即刻削除の対象となりすぐに再生できなくなります。 

金銭が絡むと話は変わってくる。みんなが真似しないように取り締まる可能性が高い

イケハヤさんの「脱社畜サロン」では月額の入会金が必要です。この入会金がスタッフへの給料やギャラにつながるのであれば、今回のキャラクターに扮したPVは著作権侵害として権利元から取り締まられる可能性が高いです。(例えば入会金がチャリティーや権利元への寄付~などの契約になっているなら別です。)

権利元としては、今回のケースを認めてしまうと他の人が真似したときに収集がつかなくなってしまうのです。イケハヤさんの動画を見て「え、これで取り締まられないならキャラクターグッズを作って売っても良さそう」と考える人が出てくるのです。

2018年12月現在の脱社畜サロンは月に100万円単位でお金が動いています。権利元からしても自身のキャラクターを無断で金儲けの道具にされたり、キャラクターイメージが低下することは避けたいと思うのは明白でしょう。

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著作権というワードをもっと使用していくべき

みんな著作権と聞かれてもピンと来ないことが多いかと思います。私も音楽の著作権に関してはある程度知っていますが、デザインや文章などの著作権に関しては知識不足です。時代が進みコンテンツが豊富になった時代にも関わらず、著作権に関する知識に関しては全員疎い状態です。そしてこれは危険な状態です。

SNSが栄える時代だからこそ、著作権について言及すべき

著作権に関して知ってる事、知らない事多くあると思います。知識が間違っていても正しい知識を教えてくれる…そんな土壌がTwitter等のSNSにはあると考えています。

今回イケハヤさんの騒動に関しても、話題のまま風化させず著作権問題について考えるきっかけになればと思います。

知らずに著作権を侵害しているケースがある?

昔、音楽がかかっていた喫茶店が曲をかけなくなったのは上記ツイートのようなケースが起こった(または回避した)事が原因です。

CDプレイヤーで流行りの楽曲を再生する事で「あそこの店は最新の楽曲を聞きながらコーヒーが飲めるからあそこに行こう!」と、権利元から商売の為に使われていると認識されます。

喫茶店のマスターからしてみれば「まさか自分のお気に入りCDをかけているだけで著作権侵害にあたるなんて…」と思った事でしょうが、権利元の主張も最もな理由です。(なお、音楽に関してはJASRAC(日本音楽著作権協会)が一括して管理しています。)

このように、いつの間にか著作権を侵害しているというケースは結構あります。

みんなが著作権を知れば、明るい未来が来るはず!!

インターネットが栄えそしてもっと栄えていく現代に置いて、著作権問題をガチガチに適応してしまうと逆に廃れていくのでは無いかと考えます。

アニメや音楽に限らず「SNS等の拡散を含めた宣伝方法(WEBマーケティング)」は当たり前の手法になってきています。

最終的には「作り手の作品を好きな人が魅力を宣伝する。そしてその作品がもっと発展する」というお互いが喜べ合う図式が当たり前になると良いのですが、悪いように使ってしまう方(または知らずに使ってしまう方)がいらっしゃるのも現状です。

そのような事が早くなくなるように、著作権というワードから避けず少しずつ知識が蓄えられるようになっていけばと思います。

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