私も急性膵炎で入院する前は90Kgのデブでした。しかし退院からダイエットを始め65Kgまで体重を減らすことに成功しました。
デブの頃は人格を否定されるようなひどい言葉もかけられました。たかだか誰かが決めた基準のせいで、「デブ」だの「根性が無い」だの言いたい放題です。
今回の記事は、「デブで痩せたい人」向けに用意致しました。感銘を受けた書籍を紹介しながら具体的な運動方法よりダイエットの考え方にスポットを置いて書きました。
デブのダイエットが必ず成功する5つの考え方。ご参考ください。
Contents
はじめに|デブに対するtysterkenの考え方
私のデブ時代、同僚と何気ない食べ物の話し合いをしていたら、「デブはすぐに逃げ道を用意する。思考がデブの思考している」と言われました。
特に喧嘩腰で話していたわけでも無いのでとても驚いていたのですが、デブという見た目だけで何かと言われる事が多々ありました。
痩せているだけで人格否定する奴ら
世の中には色々な人がいます。サッカーが好きな人、優しい人、慎重の低い人、太っている人、左利きの人…。
何故太っているだけで「根性が無い」「デブの思考」と決めつけるのでしょうか?デブにも色々な考えの方がいるのに全て1つにまとめるのは絶対に違います。
グルメな人、彼女がデブの体型を喜んでくれる、仕事で必要(俳優等)、体質の人、ストレスで間食がやめられない人…、と様々な理由があります。
ここで声を大にして言いたいのですが、自分より重いという理由で優位と勘違いする奴らはほっときましょう。ダイエットする必要を感じていない方は今のままで。それが一番あなたらしいのですから。
ただ、ダイエットを考えているデブは、考え方から変える必要があります。今までの考え方でデブになったわけですから、デブにならない考え方にする必要があります。
「デブをやめたいと思ったら。”ガマンしないでやせる”45の方法」

私が読んだダイエットの本は、具体的な運動法や食事法は書かずダイエットに対する考え方を中心に著作されています。
著者の「ダイエットカウンセラー 絢子さん」は、特に運動もせず我慢せず3ヶ月で6Kg、2ヶ月でウエストマイナス11cm、通院しても治らなかった体調不良が改善されたようです。
そもそも痩せている人に何を言われても説得力が無く、デブだった人が痩せることによって具体的な成功法が生まれるので「あぁ、絢子さんもデブだったけど痩せたんだな。話が信頼できるなぁ。」と共感しました。
今回は、45の方法から特に共感した5つの考え方を紹介致します。
考え方1|150点を目指そう!

デブは50点ですか?痩せたら100点になりますか?デブが劣っているなんて誰が決めたのでしょう。
散々「根性なし」などと言われ続けた私は「自分ってダメなのかな~」と思っていました。50点だと思っていました。言われてしまうとネガティブな考えになってしまいます。
ですがネガティブな考え方はダイエットの邪魔になります。マイナス要素を抱えたままダイエットが成功するはずもありません。なぜなら、100点からの減算方式では常に不安が拭えなくなってしまうからです。ちょっとの失敗で「ああ、また100点から遠のいてしまった…」と感じてしまいます。
あなたのスタート地点は100点満点から!そこからダイエットで理想の体を手に入れたら150点!100点から落ちることは無い!!単純な考え方の転換ですが、結果は大きく違いますよ!
考え方2|人まねじゃダイエットは無理
何Kg減らしたらダイエット成功ですか?お腹がへこんだら?体重が20Kg減ったら?体が軽くなったら?
身長や体質は人それぞれですし、ダイエットしたい目的も全然違うのですから人まねじゃダイエットは成功しません。
「5Kg痩せなきゃダイエットじゃない」「10Kmランニングはダイエットに最適!」等の例は人の成功例です。自分の体を変えるのですから、真っ先に自分の体の事を知らなくてはなりません。
自分の得意な運動はなにか?食生活を変える事はできるか?お腹がすく時間は決まっているか?運動のできる時間帯はいつか?…など、自分の体を親友のように接してあげることが大切です。
考え方3|体重なんてただの飾り

あなたは体重という数値に囚われていませんか?
あなたの体重が顔に書かれるわけでは無いのですから、体重の数値を気にするのはあなただけなのかもしれません。
体重はダイエットの目標として見えやすい数値ですが、ダイエットの成功は目標の数値に成る事が全てではありません。体が軽くなった気がする・ちょっと走るのが早くなった・寝起きが良くなった・一週間頑張った!…等、それぞれの過程でダイエットが成功しています。
体重の数値以外にも見る数値はたくさんある
体重の数値を気にするなら、他の数値も気にしなければなりません。体脂肪、筋肉量、基礎代謝量など比べる数値はたくさんあります。
「体重が1Kg減った!」と喜んでいても、何が減ったかによっては効果が無い場合があります。例えば、食べる量を過度に控え且つ運動もせずに減らした体重は、体脂肪より筋肉の方が減っていきます。筋肉量が減ると代謝量が減り痩せにくい体になってしまいます。
この様に体重はあくまでも目安にしかなりません。
考え方4|運動なんてしなくていい
苦手なら無理に運動を行う必要はありません。運動で体を壊してしまって動かせなくなってしまってはダイエットとして本末転倒です。
しかし体の構造上、「カロリーの消費(運動など)>カロリーの摂取(食事)」が体重を落とす基本となるため、運動までとは言わなくとも体を動かす必要があります。
わざわざ運動する時間を設けるのも億劫だったりやる気が起きなかったりする場合は、日常生活をダイエット仕様にするのが手っ取り早いです。
例えば
- なるべく徒歩で移動する
- エレベーターを横目に「お先に~」と階段を使う
- 冷蔵庫にお茶を取りに行く時、テキパキと動いてみる
- 「家事も運動している」という気持ちを持つ
- 食事の際、ストップウォッチを起動させる
- 最後にお茶を飲む為、お茶を食卓に置かない
など、日常の生活の中にもダイエットに変化する運動らしき動作や食事法が存在します。
「日常的に出来ないからデブなんだよ!」とツッコミが入りそうですが、じゃあ途中でやめちゃいましょう。途中で階段が疲れたらやめれば良いのです。1階上がって疲れたらエレベーターに切り替えましょう。半分まで上がって疲れたら、戻ってエレベーターに切り替えるか、頑張りを見せて上まで登るか…、疲れた時に決めましょう。
重要な事は少しでもやることです。やったことは無駄にはなりません!
考え方5|やるきは出すな!

ダイエットを決意したやる気が満ちている人に対して「やる気を出すな!」とアドバイスするのはお門違いかもしれませんが結構重要な事です。
理由はともかく、本当にやる気のない状態は誰にでも存在します。そこで無理に奮い立たせて余計なエネルギーを使ってしまうのはダイエットにとって効率的ではありません。今度は「やる気を出す為のやる気」がなくなってしまい悪循環です。
なんとなくバツが悪いと感じているなら、とりあえずやる気の無いまま始めてみてはいかがでしょうか?ただし、本気でやる気が無くなったと感じたら途中でやめてもOKです。
例えば
- ランニングのやる気が出ないなら→ウェアを着替えるだけにしよう→でもやる気が出ないなら今日はやらない
- 階段を登るやる気が出ない→1段だけ登ってみよう→疲れたら今日はやらない
- 洗い物のやる気が出ない→食器だけシンクに持っていこう→でもやる気が出ないなら明日に回す
- 雨だから外で運動するやる気が出ない→腕を大きく5回まわしてみよう→疲れたら今日はやらない
結果、やる気が出なくてもちょっとだけやれば「やった」事になるのです。大切なのは継続です。1分でも続ける努力を行えば必ず結果はついてきます。
まとめ|100gでも痩せれば立派なダイエットだ!
「目指せマイナス10Kg!!」と目標を掲げる事は重要ですが、「マイナス10Kg」を達成できなかったらダイエットは失敗でしょうか?1日に「マイナス100g」しか痩せられなかったらダイエットは失敗でしょうか?
少しずつ太った体は少しずつ痩せていきます。1日に一気にマイナス10Kgはできるわけが無く1日の積み重ねでいずれ「マイナス10Kg」が達成できるのです。故に1日マイナス100gも痩せられればダイエットは成功です。明日のダイエットも成功できるように頑張っていく事が大切です。
ダイエットに失敗する多くの人は、案外「完璧主義」が多く「0か1か思考」の考え方です。つまり、「マイナス10Kgを達成しないとダメ」と考えてしまう方がダイエットの失敗に繋がるのです。「やる気が毎日ある人」なんて滅多にいません。むしろ「全然やる気が無い日」「全くできない日」を見越した上でダイエットの計画を立てないと、やる気が出ない自分をネガティブに捉えてしまい諦めてしまいます。
あなたの立てた目標から、何箇所か途中ゴールを設けて達成事に自分を褒めましょう!喜びがダイエットの励みになり、気がつけばダイエットが楽しいと感じられる時が来るはずです。
読むだけで痩せる本か!?
具体的な運動方法や食事方法が記載されていない、マインドダイエット本「デブをやめたいと思ったら。”ガマンしないでやせる”45の方法」はあっという間に読めます。
まさに読むだけで痩せる本。本書の考え方を守ればあなたのダイエットは大成功でしょう。ぜひ御覧ください!
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