トレーニングジムに行くとやたら筋肉ムキムキの人がいるのを見て、「仕事(ボディービルダー)とかじゃないのに、なんであんなにムキムキなんだろう。気持ち悪」と思っていた時期がありました。恐らく筋トレにご興味がないあなたも「何に命をかけているんだろう…」と不思議に思っているに違いありません。
やたら自分の体を触ってるし、負荷を強くして辛そうにマシンを扱っているし…、「家でやれや!」と思っていた私が今は家で筋トレにハマっているから世話はありません(笑)
どうして私達は筋トレをするのでしょうか。それは意外にも筋肉を鍛える以上の達成感が気持ち良いからなのです。
Contents
“重いものを持ち上げられた”という単純な達成感

筋トレはあなたがイメージしている通り、重いものを持ち上げて筋肉を鍛えます。その重いものを持ち上げる行為が達成感を生み出すのです。
ダンベルのKg(重さ)数は明確な達成感
日常で荷物を持つ時、Kgは気にしないですよね。筋トレで使用するダンベルにはKgが書かれているので、明確な達成感を味わえます。
例えば、昨日は5Kgを持つ事が精一杯だったのに、今日は6Kg持てた!という目に見える達成感は成長を感じられますし、単純ですが嬉しさを感じられます。
ダンベルで持てたKgはもう簡単に持てる
そして、達成感は自信に繋がります。「自分は○○Kgまで余裕で持てる!」という感覚は、筋トレ以外では養えません。

休日家族で買い物に行くとどうしても荷物が多くなってしまいます。そんな時こそパパの出番!荷物の重さをダンベルに当てはめてみて、「ん?これは6Kgぐらいか?ならダンベルですでに持てておるわ!」と思えば億劫さも吹き飛びますよ!
“限界を超える”という達成感
もう持ち上がらない!!という状態から最後の1回を持ち上げた時の達成感は筋トレならではです。
筋トレは自分が「持てるかな?」と思うギリギリのKgで行うのが基本ですが、最初の1~3回は重さを感じながらも難なく持ち上げられます。しかし回数を重ねるとだんだんダンベルを持つ手が震え途中で諦めそうになってしまいます。そこでの頑張りが筋肉を成長させるキモであり達成感を得られる瞬間でもあります。
筋トレはすぐに達成感を味わえる

筋トレならすぐ、その日に達成感を味わえます!
実は筋トレ以外の達成感って時間がかかるものです。仕事や恋愛を想像してみて下さい。その日取り掛かってその日に成功するなんて事は滅多にありません。綿密な作戦や継続する意志など、いろいろ考えた結果達成感が味わえるものです。しかも、努力すれば必ず成功するとも限りません。
しかし、筋トレは体一つさえあればその日にしかも必ず本人の努力で達成感を味わえます。
1回だけ達成感を味わってみませんか?
私には無理だよ。どうせ続かないよ…。と思ったあなた。そんな事はありません。それは毎日沢山の回数をこなさなければならない…と思っているからです。
確かに筋トレには様々なメニューがあり、参考書などにも「最低8回!」「3セット目安に30分」と具体的な数字が書かれていますが、それに従う=筋トレ…ではありません。
そもそも、筋トレを行わなかった状態(0回)から筋トレを行う状態(1回)になっただけで、とても大きな事です。1回という数字は努力しだいで100回1,000回になる可能性を秘めていますが、0回は何もしなければずっと0回のままです。1回できた!という事は自信を持って良いのです!
なので、どうせ無理だ…続かない…と感じている方は、まずは1回だけ筋トレを行いましょう。例えば腕立て伏せを1回だけでも良いので。そしてその1回に対して自分を褒めてあげましょう。だって、0回から1回を作り出したのは他ならぬ、あなたなのです。

1回の筋トレで注意する事
どんな筋トレでも正しいフォームがあります。腕立て伏せ一つとってもフォームによって鍛えられる筋肉が異なります。
また、フォームがしっかりしていないと怪我の原因になりますので、適当なフォームでの筋トレは禁止です。(フォームを確認するという意味で参考書は役にたちます。)
私が筋トレの参考書でわかりやすいと感じた1冊を紹介いたします。
同書は大きな写真で筋トレの動きがわかりやすく、ダンベルとフラットベント用いたトレーニングを中心に紹介してあります。ダンベルやフラットベンチを使用しないトレーニング方法も掲載されているので、筋トレアイテムを持っていない方でも筋トレを行えますのでご安心ください。他にも筋トレの基本的な考え方や、悪いフォームを注意する解説もされているので筋トレ初心者の方にはオススメの一冊です。
そして、決して無理はしないことが一番大事です。0回から1回を達成したあなたは、やる気に満ちていますが、体に異変を感じたらすぐさま中断して休みを取りましょう。体を壊してやる気が0になってしまうのが一番勿体ありません。
トレーニング内容やフォームなど何事もはじめの一歩は上手くできず間違えてしまうものです。たとえ誤ったフォームで筋トレを行ったとしても、徐々にフォームを覚えていけば良いし、筋トレ回数だって慣れた時に徐々に増やしていけば良いのです。
さぁ、あなたも、まずはたった1回の筋トレから素敵な達成感を味わってみませんか?
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