痛ッ!昨日までの生活が急転!急性膵炎の症状は動けないほど腹痛が伴う

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あなたは病気の恐ろしさを知っていますか?

つい昨日まで元気だったのにいきなり命に関わる病気になってしまうこともあるのです。私が「もう二度となりたくない」と思った凶悪な病気”急性膵炎”についてご紹介いたします。

急性膵炎とは?

急性膵炎とはすい臓がいきなり炎症を起こす病気のことです。非常に激しい痛みを伴います。まともに動くことができません。

すい臓の機能は、簡単に言うと「消化と血糖値のコントロール」です。食べ物を消化する際に「膵液(すいえき)」が外分泌されます。膵液には消化酵素が含まれており、急性膵炎はこの消化酵素で自らのすい臓を消化してしまう事による事が原因となる病気です。

原因には、過剰な飲酒、胆石、そして脂質異常症があげられます。

急性膵炎は症状が酷いと死ぬケースもあります。通院や薬では治らない病気なので絶対に入院させられます。

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入院前の私の身長体重

急性膵炎はどのような体型にかかわらず起こりうる病気ですが、私の場合脂質異常(肥満)が原因だったとされますので入院前の身長体重を記載します。

急性膵炎直前の体重は90Kg身長は165cm。完全に肥満体型です。健康診断の中性脂肪数値も正常値の5倍行っていました。(5倍界王拳だ、といって冗談を飛ばしていたぐらいアホでした)

毎年の健康診断で「要精密検査」が出ていたのにも関わらず、無視を決め込んでいました。「自分はまだ若いからきっと大丈夫だ」根拠のない自信を掲げていました。「要精密検査」の文字は死への入り口だと理解すべきでした。

それまでの健康状態

当時の健康状態を振り返ると

  • ふいにお腹が痛くなることがあった
  • 熱が出やすく、風邪をひきやすかった
  • 下痢が多かった

という症状が頻発していた気がします。

これは単純に食生活や体力の低下という事も原因となっているのですが、ここで重要なのが「お腹が痛くなることがあった」という症状です。

下痢気味ということもあり、「お腹が痛い」=「下痢」と決めつけていたのですが、よく思い返せば便が出ないお腹の痛みがあったような気がします。もしかするとすい臓がメッセージを送っていたのかもしれません。

その日に食べていた食事

忘れもしないあの日の食事。食事の内容が偏りすぎていました。

朝:ホットケーキ
昼:うどん、天ぷら、おやつにたい焼き
夜:たこ焼きパーティー

見事小麦粉オンリーwwww

その日1日の食事が急性膵炎の原因では無いのですが、明らかな変色だったことは事実です。

実は昼食後、いつもと違うお腹の痛みが継続していたのです。「いつもの腹痛だ」と自分に言い聞かせていましたが、時間がたつにつれ様子がおかしくなっていきました。小麦粉中心の食事だったので「胃もたれ」だと判断してしまいました。異変に気づいた時から病院に行っていれば深夜に救急車に乗ることもなかったかもしれません。

このように、急性膵炎の兆候はその日すでに表れていたのです。

急性膵炎発症!抑えられない激痛!

忘れもしない2016年12月30日 AM02:00頃

耐え難い腹痛と背中の痛みに耐えながら、「食べ過ぎによる異常だ。嘔吐でスッキリするしか無い」とトイレに駆け込みました。しかしトイレで処理をしても一向に痛みは収まりませんでした。

もうだめだ。耐えられない。手で擦ってもお腹の痛みは収まりません。ひどくなる一方です。私は妻に救急車を要請しました。死ぬかどうかは判断できませんでしたが、痛みが収まるとは思えなかったのです。

救急車に乗り、病院へ

救急車が到着し、救急隊員2人がかりでヨロヨロと歩き救急車に乗りました。その頃にはもう痛みは最高に。死ぬかもしれないという気持ちが現れました。母が付き添いに乗ってくれたのですが、ずっと「お母さん」と連呼していたと思います。お母さんに助けてもらいたかった…。それぐらい痛かったのです。

病院についてから記憶が曖昧なのですが、痛みが引いてきました。決して症状が治まったのではなく痛み止めを注射された為です。(翌日、急性膵炎だという事をしらされました。)

何時間立ったのでしょうか、ずっと救急病室のベッドで寝ていました。喉が乾いたので「水をください」と頼みましたが、看護婦さんから「口につけるぐらいなら。絶対飲んだらダメ」と言われました。最初何を言っているのかわかりませんでした。水が飲みたいのに飲んではダメとは一体…。後々知ることになりますが、急性膵炎発症後は絶食絶飲(食べてはダメ、飲んではダメ)がだったのです。

何も食べられない、何も飲めないの生活へ

起床したのがその日の何時か覚えがありませんでした。医師から、「しばらくは食べる事、飲む事は禁止です。口に水をつけるぐらいは大丈夫です」と言い渡されました。

この時私は、「一時の事だ」とたかをくくっていました。しかし、その宣告は地獄の入院生活の始まりだったのです。

記事を振り返って

自分で書いていて、これほど鮮明に覚えている出来事はあったものか…と自問自答しました。それほどこの病気が、人生の中で強烈に印象が残った事件だったからだと思います。

これを見た方に知ってほしいのは、「病気は何かしらのサインが出ている事」「健康診断の結果は正しい」という事です。

若いから大丈夫。ただの腹痛だ。医者でも無い限り、何の根拠もありません!

若いからこそ、健康診断で異常が出たのであれば、すぐに検査などを行い治療しましょう。

重病になってからでは遅いという事もあります。

次は入院生活の話へ続きます。

 

 

 

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