どんなフルコースよりも美味しい!急性膵炎の入院生活「食事編」

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どうも!パパ趣味のtysterken(@deadorrunning)です!

学生とか若い頃って、病気とは無縁だと思っていたし、自分は病気になるはずはないって根拠の無い自信で満ち溢れていましたが、年をとるとそうでもないんですよね…。

運動不足とか食生活とか…。特に運動不足が原因によるものだと思っています。例えば、サラリーマンでも体育を義務化させるとかすれば、結構健康になれると思うんですけどねw

さて、前回の記事に引き続き、急性膵炎の入院生活の記事です。今回は食事に関する紹介をしているので、健康的な食事を目指している方も参考になるかもしれませんよ!

絶食からの脱出!

「明日から食事を始めてみましょうか。」

今まで、深く考えなかった食事という行為。およそ半月ほど口に物を入れる行為を禁じられていた私は、この言葉を聞いた瞬間、また一つ生きている意味を見出せました。

ひどく残念だったのが、この「明日から」という言葉を朝に聞いたという事です。早く食事を食べたい!明日からと言わず今日の昼から!そんな気分でした。

急性膵炎の食事とは?

食事が開始されるとはいえ、普段食べられるような食事は出ません。

半月も絶食していたわけですから、普段どおりの食事を食べると胃がビックリしてしまいますし、急性膵炎の場合は「脂質を抑えた食事」が基本になるからです。脂質(脂分)はすい臓に負担をかけます。

すい臓の機能に変調を来して急性膵炎になったわけですから、すい臓に負担をかける食事はNGという訳です。

下記関連記事より、「急性膵炎とは」をご確認ください。

半月ぶりの食事を紹介!

というわけで、胃に優しいとされる食事からスタートとなります。

私の場合では、

  • お粥(3分がゆ)
  • 重湯
  • デザート
  • お茶、ヤクルト

でした。

「3分がゆ」とは、お米とお水の比率が20倍(米1:水20)で作られたお粥の事です。ほとんど米が入っておらず日常では中々食べようとは思わないぐらい味気がありません。

「重湯」も、初めて聞いた料理でした。汁物に該当しますが名の通り粘り気が強く、汁のようにすすれません。スプーンですくって「食べる」ような料理です。

ゆっくり、噛み締めて

さて、目の前に料理が置かれました。

最初に思った感想は「あれ、食べ方思い出せるかな?」でした。

そう、半月も食事を食べていないと、スプーンの持ち方や口への持って行き方が想像出来ないのです。週間というのは恐ろしいですね…。

まず3分がゆを口に入れます。

 

温かく、米の香り

 

生まれて初めて美味しいものを食べたという気持ちでいっぱいでした。

 

柔らかいですが、噛めば噛むほどお米の味がし、喉に流し込むとご飯を食べている味がします。

さて、次に重湯です…。

 

濃厚なスープだ…

 

程よい味付けで3分がゆとの相性が抜群でした。

ほのかに甘いお粥のあとに、主張しないが確かにある濃厚なスープのハーモニー。この二品だけでも大満足なのに、その後ろにはジューシーな桃の切れ端がチョコンと座っているではありませんか。

今食べるべきか…、いや、あくまでもデザートは最後に食べるべきだ…。しかし!目の前に置いておく程我慢ができるだろうか…。

この思考入り乱れる贅沢な時間を堪能できる…。食事一つだけで、人は幸せになれる。それを改めて思い出させてくれました。

一緒に食べられることの喜び

家族がお見舞いに来てくれる時、食堂で一緒にご飯を食べました。

日常では当たり前の光景ですが、この時はこの当たり前が特別で大切なことだと感じられました。

やっぱり食事は家族みんなで食べるほうが楽しい!

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便が出るようになって感激

点滴による尿はたくさん出ていたのですが、今まで便が出ることはありませんでした。

普通に考えれば当然です。お腹に何も入れていないのですから…。

しかし、食事が始まると、お腹に違和感がありました。悪いサインじゃなく、自分がよく知っている違和感です。

まさか?と思いトイレに行くと、便が出たのです。この事ですら感動しました。それほど急性膵炎は私達の習慣を奪っていくのです。

体重が激減

食事が開始される事になったので、ふと体重はどれぐらいなんだろうと思い体重乗ってみました。

そしたらなんと8Kgも痩せていたのです!!

まぁ、何も飲まず食わずだったので当然といえば当然ですが、私はこれを前向きに捉えました。棚ぼた的ですがダイエットに成功することが出来た、これを機に、退院したらもっと痩せてやろうと。

ダイエットの決意はここから始まったのです。

入浴もできるようになった!

今までは看護師さんが濡れタオルを用意してくれて、自分で体を拭いていました。

片腕は点滴で塞がっていたので、満足に拭くことが出来ませんでした。

食事が始まって、常に点滴をする必要が無くなったので、お風呂に入ることもできるようになりました。その病院は小さめですが銭湯が備わっている病院でしたので、ゆったりと入ることができました。日本人はお風呂が好きなようにDNAに刻まれているのですね。とてもリフレッシュ出来ました。

栄養士との相談

食事が始まったと言うことは、いよいよ退院までの道が見えてきたと言うことになります。退院後の食生活に向けて、栄養士さんと食事療法について話し合いました。

とにかく脂質を抑えることが重要

先程も書きましたが、急性膵炎はすい臓の機能に変調を来したことで起こる病気です。すい臓は脂質を分解する機能を有しているので、脂質を多く摂取するとすい臓の働きが活発になります。活発になりすぎて自分自身(すい臓)を溶かしてしまうのです。

なので、急性膵炎の食事として大前提は「脂質」を抑える事が重要となります。

また別の記事にて、どの様な食べ物が脂質を多く含んでいるかを紹介しますが、わかりやすく言うと、「コンビニ弁当」1つ食べると、1食の脂質を軽くオーバーします。コンビニのおにぎりも具の内容によっては、2つでアウト。中々厳しい制限が課せられます。

よく噛んで食べる

この辺は、よくダイエットの本とかにも書いてありますが、よく噛んで食べる事で満腹を感じられるので多くの量を食べなくて済むという事ですね。

私は脂質異常と共に肥満でもあったので、まずは痩せる事が治療の近道だという事を教えてもらいました。

飲み物にも気をつける

内容にもよりますが、所謂ジュースは糖分が多かったり体内への刺激が強かったりするみたいで、気をつけるように言われました。コーヒーもとりあえず刺激が強いのでまずは控えるように言われました。

逆に言うと、水・お茶・ポカリスエット以外は飲まないほうが良い、とのことでした。(ポカリスエットの様な飲み物もダメと言われました。ポカリスエット限定です。)

パートナーの協力が必要

私の場合、妻に食事を作ってもらっていたので、妻の協力が絶対に必要でした。

これは本当にありがたく、同じ食材でも味付けにバリエーションを考えてくれたので、今でも美味しく食事を楽しむことが出来ています。

男性は、意志が弱い傾向とかで信用されないのか、栄養士は奥さんの顔を見てきちんと説明するみたいです。男性より女性の栄養士さんの方が厳しいと、産業医の先生も言っていました。(何の根拠もないですw)

しかし、まだ予断はできない

食事も再開され、入浴もできるようになり、所違えど日常の生活が戻ってきたような気がしました。

ただ、病院には売店があり、移動できる人は比較的自由に買い物をすることができます。私は売店の誘惑に負けずに過ごすことが出来ましたが、食べられる実績が「少しぐらいなら…」という気持ちを芽生えさせるかもしれません。

ここで再発してしまっては元も子もありません。

それに、退院後も食生活を始めとした生活習慣を改善しないことには、完全に治療できたとは言えないみたいです。急性膵炎は再発が多く、癖になる病気みたいです。

結局、食事をするのは自分なので自分が一番気をつけなければなりません。

次回はいよいよ退院編!

約4週間に渡る入院生活に終止符が打たれます!永かった…。

病院を退院しただけで完治したわけではありません。退院後も油断は禁物の生活は続いていくのです…

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2 件のコメント

  • すごくいい記事でした。心に響きました。大切なことを思い出すことが出来ました。
    ありがとう(⌒▽⌒)

    • RSさん、いつもコメントありがとうございます!

      私も自分で書いたこの記事を読み直すと「おっといけない…、ちょっと不摂生しているな…」と戒めることができます(笑)

      いつまでも家族楽しく食卓を囲んでいきたいですね!

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