急性膵炎の退院後、毎日の運動不足を解消するために自転車通勤をはじめました。本格的に始めてから2年間以上継続しています。
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今回の記事では、これから自転車通勤を始めようとしている方に向けた「自転車通勤で用意・持っておくべき必須アイテム」を紹介します。
Contents
自転車通勤のモデルコース
まず始めに私が自転車通勤にどのぐらい時間がかかっているのかをある程度割り出してみます。
- 片道10Km
- 所要時間30分~40分
- 信号多め
- 川が3本あり橋を越える(アップダウンあり)
街中を走っている為ストップ&ゴー多めです。信号のタイミングでタイムの前後がありますがだいたい30分~40分あたりに落ち着きます。

最初の難関、傾斜が強い橋。始めた当時は登るのにも一苦労だった

走りやすい田舎道だが、裏道として車も通るので安全運転第一
到着する頃には程よい疲れが生じ軽い運動した実感が湧きますが、その後の仕事に影響の無い疲れだと思います。ただし自転車通勤を始めて開始一週間ぐらいは疲れが残ってしまうかもしれませんので、スローペースで漕ぐことを目標にしましょう。最初から頑張って始めてしまうとあまりにもの辛さにやる気が削がれてしまうかもしれません。
自転車通勤前に準備しておくべきアイテム
空気入れ(自宅用・職場用)
近くのスポーツショップや自転車屋さんにおいてあり無料で空気を入れてもらえるので必要無さそうに思いますが、通勤として毎日自転車を利用するのであれば自宅においておいた方が便利でしょう。
上記商品はバルブが米式・英式・仏式とすべて揃っている空気入れなので殆どの自転車において使用が可能です。(ママチャリのような自転車は英式、GIANTなどのクロスバイクは仏式…と自転車の種類によって異なります。詳しく書いてあるサイトを紹介致します。)
ちなみに私は上記商品を住宅用と会社用においてあります。万が一会社で空気が足りなくなった場合すぐに空気を入れられるように…という事で準備しました。クロスバイクで通勤する同僚とお金を出し合って購入したので会社用のは安く購入できました。
チェーンクリーナー
自転車通勤で毎日乗るとあらゆるパーツが消耗されます。特にチェーン周りは汚れが溜まりやすくなるので、通常の掃除用とは別にチェーンクリーナーで出発前に掃除すると長持ちします。空気を入れる時と合わせてチェーンクリーナーでチョチョイと汚れをとってウエスなどで拭いてチェーン周りをキレイにします。
充電池
秋冬の帰り道、確実にライトが必要になるのですが電池消耗が激しい…!!新品の電池でも7日間ぐらいですぐになくなってしまいます。
これから継続していくのであれば電池代もバカにならないので充電池は必須アイテムとなるでしょう。「電池が切れそうだな…」と気がついた夜に充電しておけば翌日には使用できます。
カギ
通勤用を考えるとあまり大きく手間がかかる鍵は邪魔になってしまう可能性があります。「ちょっとコンビニによりたい…」と思っても鍵の施錠・解錠に手間取ってしまうと時間がもったいないですよね。
私はサドルの下につけるタイプの鍵を通勤用として購入しました。パスワード方式なので鍵の紛失がありえないですし、意外と伸縮するのでポールなどに巻きつけて施錠することも可能です。(いわゆる地球ロック)

結構伸縮性があるので、簡易的な施錠ならこれ1本で十分
自転車通勤中のトラブル想定で準備しておくべきアイテム
毎日自転車に乗ると思いも寄らないトラブルに見舞われる事があります。通勤中に一番避けたいトラブルはパンクです。帰りならまだしも行きに起きてしまうと会社に遅刻してしまう可能性もあるので緊急にトラブルを解消したいところです。
変えのチューブ
変えのチューブを1つでも仕込んでおくと良いでしょう。慣れると10分程度で交換できるので就業時間に間に合う可能性も見えてきます。
交通ルートにもよりますが、「徒歩に切り替えても駅まで遠い」「駅の出発時刻のタイミングが合わない」「バス停がどこにあるかわからない」…と交通手段を切り替える事が難しい可能性もあります。それよりパンクを応急処置して予定通りの時間で会社に向かうほうが遅刻の可能性はグッと下がります。
チューブ交換は一見難しいような雰囲気がありますがやればやるほど慣れてくるので自転車通勤を行う前に一度休日などでチューブ交換しておくのが良いでしょう。
「どのチューブを購入すればよいかわからない…」という方はスポーツショップや自転車屋の店員に聞いて自転車に対応したチューブを購入するようにしましょう。
簡易工具
チューブがあっても交換する工具が無いと意味がありません。「自転車修理セット」「パンク修理キット」などで検索するとパンク修理に必要な工具が一式揃った商品が見つかります。下記紹介する商品はすでに収納バックが着いているので「とりあえず修理セットを一式欲しい」という方にはオススメの商品です。
サドルパック
上記簡易工具にチューブや乾電池(予備)を入れようとすると少し小さいかもしれません。自転車のサドルパックは様々なデザインやつけられる位置が違う(サドルにつけるタイプやハンドル部分につけるタイプなど…)ので自分の好みのパックを購入すると良いでしょう。

中身は「チューブ」「簡易工具」「空気入れ」「パッチセット」と結構入る
自転車通勤後に準備しておくべきアイテム
自転車通勤の決行に一番踏みとどまってしまうはやはり「運動後の処理」についてではないでしょうか。できればシャワーを浴びてパリっとした気分で仕事を行いたいところですが、そんな都合の良いケースはなかなかありません。
しかし、しっかり「運動後の処理」に対しても準備しておけばある程度気持ちの良い状態で仕事を行えます。
汗ふきタオル
あたりまえなこのアイテムをわざわざ紹介する意味はただ一つ。これを忘れると最悪だからです。
何度か忘れてしまう事がありましたが仕事する気分になりません。なんとかティッシュで汗をぬぐうのですがそりゃ吸収もいまいち…。やはりタオルは必要です。
会社に忘れたとき用のタオルを2枚ほど仕込んでおけば忘れてしまっても完全リカバーできるので、ある程度の枚数を用意して備えておきましょう。
汗拭きシート
タオルで汗を拭ってもなかなか匂いはとれないものです。汗の匂いを振りまいてしまうのは同僚に迷惑…。ということで汗拭きシートで一発解決しちゃいましょう。拭いた後はすっきりするので運動→仕事への切り替えもばっちりできます。
着替え
タオルと同じく(というかそれ以上)必要な物です。タオルほど忘れる事は少ないと思うので大丈夫だと思いますが、カッターシャツなど軽めの衣服に関しては1枚予備として置いておくのが良いでしょう。余裕があれば上下一式置いてあると万全ですね。
プロテイン
自転車通勤を続けていると次第に太ももの筋肉が発達するようになります。もうこれは間違いない事実であり、自分自身「太もも周りの筋肉がついたな~」とわかるレベルです。
プロテインで効率よく下半身の筋肉をつけて、年をとっても大地にそびえ立つ力強い足腰を手に入れましょう!!
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水筒
自転車通勤後、当然のどが渇き水分補給を行うのですが、これをコンビニなどのペットボトルで補ってしまうと結構お金が飛んでいきます。自転車通勤を継続するなら節約を心掛けたいものです。
私にとってですが、30~40分程度の自転車通勤なら到着後に水分補給しても問題ないので会社に水筒を置いてペットボトル代わりとして使っています。幸い社内には給茶機があるのでいつでも冷たいお茶を飲めます。好きな飲み物を自宅から持っていくのアリでしょう。
「自転車通勤中に飲みたい…!!」という方であれば、自転車にボトルホルダーをつけて停車中に飲むことができます。ホルダーやボトルは様々な種類があるので自転車のファッションを楽しむこともできちゃいますね!
自転車通勤楽しいぞ!
最初の1~2週間、キツイ坂を漕いだり運動後の疲労感が仕事の邪魔になったりと多少辛い事が待っていますが、その1~2週間を超えると素晴らしいことばかり生まれます!!
- 体力がつく
- 足回りの筋肉がつく→電車で立ったりするのが辛くなくなる
- 適度な運動後の気持ちよさが仕事への導入をスムーズにする(人それぞれではありますが…)
- 自転車通勤中、適度な集中力の中で考え事をするとアイデアが生まれやすくなる
- 通勤時間の短縮になった
- 夜ごはんがおいしい!
といいことばかり!通勤といえとさすがは運動!運動がもたらすプラス効果がたくさんありますね!!
今回自転車通勤のアイテムを紹介いたしましたがこれらは私なりのチョイスであり、ここから自分のアレンジを加えていくのもまた楽しみ方の1つです。
素晴らしいサイクリングライフをお楽しみください!!
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