映画「ノイズ」レビュー|藤原竜也はプルプルしていたか?

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藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介さんとそれぞれが主役で映画を作ってもいいぐらいの豪華キャスト!そして、藤原竜也さん好きとしてはみないわけがない!映画「ノイズ」のレビューです。

藤原竜也さんはプルプルしていたか?

やっぱ藤原竜也さんといえば独特の演技だと思います。感情が昂ると体全身を使って声を振るわせ、みている人を没頭させる演技はさすがの一言です。

映画を見る前に、どのようなストーリーか予想を立ててみました。

そして主役級の3人が集まる映画です。これまでやってきた役柄から、どのような関係性になるかは彼らの映画をそれなりにみてきた方なら想像がつくでしょう。

予告編を見ながら3人のフォルムで想像すると、藤原竜也さんは好青年、松山ケンイチさんはちょっとワイルドな不良ぽい感じ、警察官の神木隆之介さんはちょっと頼りない引っ込み思案な感じが見受けられます。そうなると上記Twitterの予想が立つというわけです。

ちなみに、見終わった感想はというと。

概ねあってました(笑)

藤原竜也さんのプルプルは、クライマックスに向けてプルプルしていました。あまり頻繁にプルプルしていなかったので、プルプルを期待する方は少々物足りないかもしれません。

集落を舞台にしたサスペンスが超面白い!

予告編からわかるように、3人が人殺しを行いそれを隠蔽するというストーリーなのですが、都会で起こる殺人と違い町人同士の距離感が近い集落を舞台にした殺人事件。職業の違う3人がどうやって隠蔽していくのかが見ものの映画です。

3人以外の町民も一癖あるキャラクターばかり。3人の行動に大きく影響を与える進行は息つく間もありません。

松山ケンイチさん、相変わらずかっこいい!

松山ケンイチさん!歳を取らないのか⁉️ワイルドな風貌をしている今作の松山ケンイチさんですが、相変わらず若く見えてかっこいい!スクリーンで見ると大迫力のかっこよさに痺れちゃいますね。演技もうまいし、本当に素晴らしい俳優さんだなと思います。

映画に引き込まれるのって、俳優さんの演技力にかかってくるんだなぁと改めて思いました。

あっという間の2時間ちょい

キャストが豪華なのに踏まえ、目まぐるしい展開は時間を忘れさせてくれました。特に藤原竜也演じる主人公、泉圭太の心情は苦しい気持ちで見ることになります。ストーリーの緩急がうまいなと思いました。

音楽もよかったですね。激しい音楽はなく、ギターのねちっこいメロディーで「まずい…、隠蔽がバレるかも…」と思わせてくれるので、演技に溶け込んで聴こえます。そういう音楽で勢いをつけないと言うのが、同じサウンドクリエイターとして参考になりましたね。そのようなシーンの音楽を作るときの参考になるなと心の中で思いました。

激しいアクションとかはないんですが、ねちっこく真相に近づいていく感じ、集落特有の雰囲気はたまりません。

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寺島進さんの安心感

神木隆之介さんが演じる守屋真一郎は警察官。その上司を演じるのはベテラン俳優の寺島進さん。よく刑事ドラマやサスペンスで警察官系の役を演じられているだけあって安心感が半端ないです。今回、殺人を隠蔽しようとするきっかけを作った…とも言えるポジションにいますが…。果たして彼の行く末はどうなるものか??

衝撃のラスト!もあるよ

最近の映画にありがちな衝撃のラスト。もちろんあります。最後の20分ぐらいは、画面を食い入るように見てしまいました。まさか…、いや、そんな気がしていたけどまさか…。という結末。これは実際に見てからのお楽しみですね。

個人的にはサスペンスが大好きで、こういう限界集落で起こる事件ってのが好きなんだなぁと思いました。最近で言うと松本潤さんが主演の映画99.9も舞台は集落でした。これも面白かった。

もはや伝説級の刑事ドラマ、古畑任三郎にも限界集落をテーマにした回がありました。(灰色の村 古畑、風邪をひく)

そういったシチューえーションに惹かれる方は、きっと映画「ノイズ」は最高の映画になることでしょう。

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