歌い手に対して機材を紹介しているサイトは数多くあるが、どれもそれなりの機材を紹介したり、必要な機材を並べ立てているだけで本当に歌い手が必要なのかと疑問が湧いてくる事があります。
そもそも歌い手が「どんな歌を歌おうとしているのか」「どこまでのレベルを求めているのか」などをヒアリングしていない状態で「じゃあこの機材が良いです」とオススメするのは少々情報不足ではないかと思います。
本記事では「歌い手の環境」「すでに持っている機材」「どこまでの歌い手になりたいのか」など、それぞれ歌い手が持つ様々な環境や気持ちを考慮しながら3つのポイントに分けて歌い手が機材を購入するためのポイントを紹介していこうと思います。
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前提:機材に頼ったとしても歌がうまくなるわけではない
歌い手に限った話ではありませんが、私達は新しい道具を手に入れると何やら上手くなった気になりがちです。
野球のグローブやボルダリングシューズ、ギターの教則本や新しいマイク…。未知なる成果に期待が膨らみます…が基本的に道具で上手くなることはありません。

機材は自身の方向性が定まっている場合に叶えてくれるもの
コンデンサマイクや1万2万するマイクの性能は確かに良いですが自分の歌声やジャンルにあったマイクを選ばなければ無駄になってしまいます。
コンデンサマイクにしてもギター用、ピアノ用、ドラム用…など様々な種類が存在します。歌を録るのにドラム用のマイクを使ってしまってはマイクを買った意味がありませんね。
また、自分の歌いたいジャンルに似合わないマイクを購入しても無駄になってしまいます。例えば「荒々しいシャウトメインの歌を歌いたいんだ」と思った時、小さい音もキレイに録音できるコンデンサマイクが必要になるでしょうか?もしかすると安いチープなほうが楽曲の方向性に合うかもしれませんね。
この事から機材(特にマイク)というのは自分の作りたい方向性が決まっているときに手助けしてくれるものであり、機材を購入したから技術が上がる…ということはありえないのです。
機材の使い方と歌の歌い方は別の技術
新しい機材も使い方を誤ってしまっては宝の持ち腐れです。
機材を正しく設置し使用する事は歌の上手さに直結します。したがって歌い手は歌そのものの上手さとは別に、機材を上手く使いこなす技術も必要になってくるのです。
エンジニア(録音する人や機材設置を手伝う人)がすべての身の回りを世話してくれる…なんてことはプロの現場のみです。自分でカラオケを用意して自分で録音するのですから、機材や録音知識はある程度備わっていたほうが歌の上手さ・クオリティーはアップすることでしょう。
ポイント1:歌い手として本気で有名になりたいか
音楽の良いところは誰でも簡単に楽しめるところにあります。究極自分が楽しめれば人生は楽しく過ごせられるのです。
その一方、自分の音楽を見てもらう・共感してもらう喜びを感じられるのも音楽の魅力です。「あの人の歌声、かっこいい!!」「癒やされる歌声…!!」と称賛を受けるのは何事にも代えがたい喜びです。
趣味で楽しむ分ならお金をかけなくても良い
私がDTMを初めた2000年代と異なり、今は安価で高品質な録音機材が整っています。1万円ぐらいで良質な録音環境とDAWソフトが手に入る時代です。
Steinberg UR12とかはその最たる機材ですね。高品質なレコーディングとCubase LEが付属するので、あとはマイクさえあればすぐにでもレコーディングが可能です。
本気で歌い手を目指すにしても、安価な機材から初められる
先程紹介したUR12は本当に優秀で、正直最初の歌ってみた入門としてはUR12が1台とマイクがあれば十分だと思っています。
上の機材を見ればキリがありませんが何より重要なことは機材の使い方を覚える事と高い機材じゃなくとも十分な歌がレコーディングできるとを知る事です。
高価なマイクより、安価なマイクで試してみる
マイクはピンきりで中には10万円以上するマイクも存在します。高ければ良いものだろう…とお思いでしょうが、そもそも用途が歌と異なっていたり保管が難しかったりと少し難易度が高くとっつきづらい印象があります。
もう少し値段を下げると、2~3万円台のマイクがあります。この価格帯だとコストパフォーマンス良い定番のマイクなどがあげられますが、初のマイクで2~3万円…というのは手が出しにくい印象です。
そうなると必然的に0.5~1万円の価格帯なら…という気持ちになりますが、一方で「歌い手なら良いマイクは持っておかないと…」という気持ちも芽生えます。ジレンマですね。
しかし、最初はいろんなマイクで挑戦していけば良いと思います。正直レビューの具合見てもわかりません。自分で使ってみて自分の感想が一番身になるのです。
マイクに関していえば少々投げっぱなしな表現となってしまいましたが、本当に録ってみないとわからないので下手に「このマイクがオススメ!!」と言えないのが現状です。楽器屋とかで録音させてくれるのが一番良いのですが、なかなか無いでしょうね…そんなステキな楽器屋さんは。
一度は耳にした事のある定番マイクSHURE58。本当に1本は持っておいたほうが良い定番マイクだ
SHUREのホームページ 製品紹介から引用
ポイント2:どのように録音するのか?(PC/スマホ/タブレット?)
PCが一番クオリティー高く録音できます。先ほど紹介したUR12はPCとの接続で使用できるオーディオI/F(インターフェース)です。上位機種(例えばUR44)などはiPadとの接続が可能ですが、UR44を購入してわざわざiPadで録音するというのも宝の持ち腐れ感があります。基本的にはPC持っている前提のアイテムでしょう。
PCが無いから…といってポンっと買えるわけではありません。PCにもピンきりありますが、最低でも3万円以上してしまいますし、ノートパソコンだともう少し価格帯は上がります。
今はスマホ/タブレットでも十分なレコーディングが行われる
アプリの強化によりスマホ/タブレットでもクオリティーの高いボーカルが録れるようになりました。
流石に電話部分のマイクで録音したボーカルはノイズが多く乗ってしまいますが、専用で売っているスマホマイクや、スマホでも使用できる小型オーディオI/Fによりマイクを接続しPCと遜色の無いレコーディングが可能になります。
UR12の上位機種UR22Mk2はiPadやiPhoneに接続できるオーディオI/Fです。
もちろんCubase LEが付いてくるのですぐにPC上でレコーディングが可能ですし、iPadやiPhoneのガレージバンド、Cubasisでのレコーディングもバッチリ行えます。
オンボードのオーディオI/Fだけはやばい
PCにもともとついているマイク入力・スピーカー出力はNGです。明らかにPC内のノイズが歌に乗ってしまいクオリティー低い歌になってしまいます。
またマイクの端子的にも変換が必要になったり、変換しても接続部が不安定だったりとレコーディング以外での不安要素が多くあります。

左の赤丸が入力(マイク)緑が出力(スピーカーやイヤホン)これでレコーディングはNGだ!!
自分が使い慣れた端末などでレコーディングするのが一番良い
PCが慣れていない人がPCを覚えようとすると、歌ってみたレコーディング以前の段階でつまずいてしまう可能性があります。
逆にPCに慣れている人が「どこでもレコーディングできるから…」という理由でスマホでレコーディング行っても効率が悪いでしょう。
大切なのは、自分の「歌ってみたい!!」という好きなエネルギーを損なわないよう、苦手なことは避けることです。
ポイント3:録音する周りの環境はどうか?
周りの環境がアウトだと、いくら良い機材で揃えても無駄になってしまいます。極端な話、新幹線路線の近くで歌の録音を行えば…想像は容易につきますね。
住居問題は歌い手にとって克服し難い内容です。歌のために引っ越すのはちょっとやりすぎ感ありますね。
また住まいの環境もあります。学生の方々だと自分の部屋を確保できなかったり、親に気にして上手くレコーディングできない可能性がありますね。アパートでも隣人に対する配慮があります。
歌に100%気を回せない時点で、100%ステキな歌はレコーディングできません。この場合どうすればよいのでしょうか?
室内に防音ルームを作るのはオススメしない
いつでも歌える防音ルームがあったら…と音楽に携わっている方なら一度は考える事ですが、防音ルームはオススメしません。
なぜならまずおける場所が無いからです。部屋の中に部屋を置くという感覚なので、十分なスペースが無いとまず置けないでしょう。無理やり置くことも可能ですが、おいたあとに待っているのは歌いにくいスペースで歌う事です。せっかく歌のために購入した防音ルームもこれでは意味がなくなってしまうでしょう。
次に値段が高い!!これにつきます。ダンボっちというダンボールでできた防音ルームもありますが、その安価を売りにしたダンボっちでも7~10万円の価格帯。その上段ぼっち内に機材を設置しなければならないことを考えると、ダンボっち専用の配線(長めの配線など)で更に追加金額がかかってしまう可能性もあります。
歌ってみたを推奨するダンボっちでも、10万円の出費は考えものです。その出費をPCやマイクに回したほうが良いと言えるでしょう。
練習スタジオを借りる

バンドスタジオが近くにある場合はそこを借りてレコーディングを行うのが良いでしょう。1人でのレンタル料なら「練習料金」というくくりで安く借りられるスタジオもあります。
また、時間を決めてレコーディングするという事のメリットが大きいです。
- 集中力が上がるのでクオリティーの高いレコーディングが行える
- 自分の技量が把握できる(何時間でどのぐらいまで歌えるか、が測れる)
- 防音は当然ながら、レコーディングに役立つ機材が用意されている(マイクスタンド・ポップガード・ミキサーなどが常設されているスタジオもある)
この場合デスクトップPCだと移動が大変なのでノートPCかスマホ/タブレットでのレコーディングが望ましくなるでしょう。
カラオケルームもあり。ただしカラオケのマイクは使わない事
バンドスタジオと同じく防音されている部屋なのでレコーディングにはもってこいの場所です。
しかし「カラオケ=遊ぶ場所」ということで周りの雰囲気に流される可能性があります。ちょっと歌の練習、ということでカラオケを初めてしまうのも逆効果です。
また最近のカラオケルームは歌ったものをレコーディングしてくれるシステムが備わっている場所もありますがこれを利用してのレコーディングはNGです。理由は適度なリバーブ(エコー)がかかっているのでどうしたって上手く聞こえてしまうからです。
カラオケルームが設定したリバーブ(エコー)が曲に適した設定である可能性は低いですし、自分の歌技量が正確にわかりません。
歌い手とは、「カラオケがうまい人から卒業した歌手」だと思っています。いくらカラオケで上手くなっても、歌い手でうまくならないのです。
家族に許可をとってレコーディングを行う
「○日のPM2:00~PM4:00の間、歌の録音したいからお願いします」と一言断っておくと途中の乱入や気を使うことが少なくなり歌に集中ができます。
いきなり歌い出すから家族も「いきなり何事だ…?」という気持ちになるのです。予め断っておけば「その時間帯はみたいTVがあるから他の時間にしてくれるか?」など時間の調整ができます。
また夜より昼間にレコーディングしたほうが近隣住人への気を使わないので良いかもしれません。昼間だと外の騒音が激しい可能性もありますが、そのへんは騒音と気を使うバランスを見て調整したほうが良いでしょう。
繰り返し言いますが、歌に100%の気を注げない時点で良い歌を取れることはありません。
歌い手に必要な機材を考えるポイントまとめ
- 安価な機材でも十分クオリティーの高い歌はレコーディングできる
- 段階を経て機材をバージョンアップしていけば良い
- トライアンドエラーが常の世界。自分で使ってみないとわからない(特にマイク)
- 環境は自分で作り出せる。お金に頼る(防音ルームなど)なら機材に回したほうがまし
- 100%歌に集中できる環境づくりのためなら、それは必要な機材・設備である
歌い手の環境・予算・歌いたい楽曲・どうしたいか…など、人によって様々な答えがあると思います。もし「こういう時はどんな機材がオススメ?」というアドバイスがご要望であれば、お気軽にコメント欄やTwitterのDMにご質問ください
歌と機材で思い出しましたが、金ではジョイサウンドにて僕が最も欲しいアバターのアイテムの新・クラウン金と言う頭に装備する王冠も絶対に買えませんし、あれは全国採点にて100点満点を取らないと絶対に入手出来無いから他のアバターアイテムは何とか間に合わせられても肝心の新・クラウン金を取るには本物の歌手に頼む必要が有ります。
さて、もう一つ思い出しましたが、プリキュアのスポンサーのバンダイナムコさんによるシンデレラガールズは美城プロダクションと言う巨大企業に所属しているアイドルで諸星きらりと言うデカブツで怪力でプロポーション最強の割に体重も羽根の様に軽い外見に反して性格も威張り散らさず苛めもせずパワハラもせず裏表や身長コンプレックスも無くファンシーな物が大好きで面倒見も良く皆からも好かれている女の子が魅力的です。
諸星きらり
https://hit-cul.com/moroboshi-kirari/
諸星きらりは恐らくアンガールズと同じく骨がドラゴンクエストシリーズのオリハルコンかファイナルファンタジーのアダマンタイトと言う誰もが喉から手が出る程欲しがる伝説の鉱石で構成されていると予測する程に余りにも太くて硬いから未だに身長も186cmからも更に伸びているそうです。
もし性格が悪かったら魔物の方がプリキュアシリーズの怪物と同じくこちらよりも大柄で怪力で特殊攻撃も持って知らない奴に対しての制裁が極めて厳しいファイナルファンタジー4にて勇気と同時に学んだ体質の巨人系の魔物に有効な斧で一刀両断にしようとも考えましたが、バカデカイ外見に反して性格は咲シリーズに登場する姉帯豊音と同じく良いからその必要は有りませんね。
しかし、プロデューサの武内Pの方が190cmは有る高身長だから2人して渋谷の町並みで並ぶと身長コンプレックスも感じさせませんし、人間として出来た誠実な性格でも容姿が冴えない三白眼と髪型と黒いスーツを着用して190cmと予測する高身長だから周囲から不審者と誤解され易く警察官からも交番で職務質問されてました。
諸星きらりとプロデューサの武内Pが渋谷にて並んだ話
https://kissanime.ru/Anime/The-iDOLM-STER-Cinderella-Girls/Episode-010?id=96630&s=default
このシンデレラガールズも経営者の美城会長の娘の美城常務が海外から帰国した後は美城常務がファンの気持ちを考えず効率重視する性格の為に空気が淀んで15話に該当する第2シリーズの2話にて急にシンデレラプロジェクト解体して逸材を選別するリストラを強引に始めて今迄居た優良環境の豪華なオフィスから地下の汚い資料室に引っ越し業者を呼んで左遷させてしまいましてね。
キュアライブラリーさん、いつもコメントありがとうございます!
プリキュアの記事だけじゃなくお読みいただいて本当に感謝します!!
カラオケって歌うだけじゃなくてアバターでしかもノルマとかあるんですね。全国採点100点は難しい!メカニズムわからないですが、あの判定を100点にするには判定アルゴリズムを攻略したほうが早そうですね(笑)
背が高くて目立って職務質問される話は面白すぎましたwww
いつもありがとうございます!