どうも!パパ趣味のtysterken(@deadorrunning)です!
休日、家族で大型ショッピングモールに出かける事あると思います。ショッピングや映画館、ゲームセンター等遊ぶところが満載なので1日を使い切ってしまうこともしばしばありますよね。
しかし、ゲームセンターには要注意!ゲームセンターのメダルコーナーには子どもにあまり良くない危険な罠が潜んでいるのです。今回は、メダルコーナーの危険について紹介していきましょう。
メダルゲームはギャンブル依存症予備軍を作り出す!
ハッキリ言って、現在のメダルゲームは「いたずらに刺激」する作りになっています。
この「いたずらに刺激」するメダルゲームにハマると、競馬や競艇などのギャンブル、特にパチンコにハマってしまう可能性があります。
沢山メダルが出ることのドーパミン

ドーパミンとは脳内麻薬とも言われ、快楽物質の1つです。「他人に褒められた」「美味しいものを食べた」「目的を達成した」等が起こるとドーパミンが分泌され興奮状態になります。ドーパミンは適度に分泌されるのは良いですが、過剰に分泌されると麻痺してしまいます。ギャンブル依存症は、このドーパミンに慣れてしまいさらなる達成感を求めてしまう所に原因があります。
メダルゲームに起こるドーパミン分泌のポイントは、まさにメダルが出るときでしょう。最近はメダルも安くなり、手軽にメダルゲームができる時代になりました。メダルが安くなった分、昔に比べてかんたんに沢山メダルが出せるようになりました。
つまりメダルが沢山出るという事がギャンブル依存症になってしまう原因なのです。
子どもは、最初親からメダルをもらうのでメダルの価値を知りません。しかし、プレイしていくうちに、「このメダルはゲームをさせてくれる価値がある」と認識します。子供の心境に順を追っていくと
- 親からメダルを貰う。
- レッツプレイ!メダルコロコロ、画面ぐるぐる楽しい!
- 3枚入れたら2枚返ってくるので長く遊べるなぁ
- 少しずつ無くなっていく…、いやだ、もっと遊びたい!
- 50枚じゃらじゃら!!
- うわ!すごい!俺すごい!これでもっと遊べる!!
となります。
上記5.の50枚獲得した点危険とお思いでしょうが、実は3.の「3枚入れたら2枚返ってくる」というポイントが非常に危険なのです。この時点で、「徐々に負けているがいつかは勝てるかも」…という依存が生まれてくるのです。
しかし、メダルゲームで絶対に勝つことはできません。
店が必ず勝つ設定にできる
メダルゲームにはペイアウトをコントロールする設定がついており、この設定で100%店が勝つように調整ができます。ペイアウトとはPayOutと書き、「メダルが入る出る」という意味です。
店はメダル貸しの料金で利益を得ているので、最終的に客のメダルが0枚になるようにペイアウトの調整を行っています。
ペイアウト率100%は客と店が引き分ける調整です。例えばメダルを100枚使ったら100枚店から返ってくるイメージですね。店が必ず勝つにはこのペイアウト率を99%以下にします。短期間でみれば客が買ってしまうこともありますが、長期間で見ればこのペイアウト率に収まるので店が安定して勝てます。
メダルを入れたくなる演出

店としては、客にどんどんメダルを借りてほしいのです。なので、先程記載した3.の「3枚入れたら2枚返ってくる」設定で客に「もう少しでたくさん出るかも!?」と期待させます。
そして、昔と大きく違う点は、現在のメダルゲームの演出が「いたずらに刺激する」作りとなっている事です。
少量のメダル獲得でも派手な演出により達成感が簡単に得られるようになっています。大量に獲得できた時は、大きな音楽と派手な演出で大きな祝福をします。まるで、獲得できた人を称賛するかのように…です。
全てはパチンコ・パチスロに置き換わる
そして極めつけはこの一事。メダルゲームの演出とパチンコ・パチスロの演出は同じ成長を形成しています。メダルゲームもパチンコ・パチスロも昔はシンプルな演出で大当りしても過度な祝福はありませんでした。ハズレの時もシンプルな煽り方です。
しかし、現在のメダルゲーム、パチンコ・パチスロでは、大当り時の演出はけたたましい音と画面・光で大派手です。過度にプレイヤーを期待させます。
子供のうちからパチンコ・パチスロに似たメダルゲームにハマらせる事は、将来的にパチンコ・パチスロにハマってしまう事になり、結果ギャンブル依存症になる可能性が高くなります。

親は絶対にハマらないこと!
「子ども達がゲームセンターで遊んでいるから楽」と放置していると、子供はギャンブル依存症になってしまうかも知れません。私たち親が過度にハマらないように注意する必要があります。
そのためには、メダルゲームの特性を知り、親自身がハマらないことが大切です。
あと少しで沢山メダルが出るとしても諦める
先程ご説明したとおり、最近のメダルゲームは過度な演出でプレイヤーを期待させる作りとなっています。「あと少しで沢山メダルがでるかもよ!?」とあの手この手でプレイヤーを煽ります。
しかし、所詮メダルです。換金できるわけでもないので金銭的な価値は0です。「どうせ獲得してもしょうがない」という気持ちでスパッとあきらめましょう。
なんか、他の人にチャンスを譲るようで気が引けますが、スパッとあきらめましょう。(大事なことなので2回いいました。)
決められた枚数でプレイするようにルールを決める

兄弟で50枚ずつ渡して使い切ったらお終いにするというルールを決めておきましょう。後少しででそう、と買い足してしまうと子どもは「条件が揃えば、パパ・ママはメダルを買ってくれる」と思います。こうなると今後のルール付がグダグダになってしまい危険です。「前は良かったのに!!」と子ども達にとっても混乱を招いてしまいます。
そして、例えば50枚の中で大量に獲得してしまった場合は、頃合いをみてメダルを預けましょう。「次来た時に使おうね!」と約束します。もちろん、次に来た時にはまた50枚からスタートです。メダルを借りるのにもお金がかかるので、預ける事が経済的にも良さそうですね。
たまに遊びメダルゲームで楽しい休日を!
最後に、メダルゲームに「ハマると危険」という事で、メダルゲーム自体が危険というわけではありません。家族でワイワイ「あ~惜しかったね!」「たくさん出てすごいね!!」と楽しむ事は良いことだと思います。
親である私達が誤った方向にハマらないように気をつけることが大切です。
さぁ、家族で素敵な休日を!
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